INTERVIEW
09
社員インタビュー

管理本部 基幹部門企画

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O.K

管理本部(基幹部門企画)

2013年入社。大学では史学を専攻。合同企業説明会に参加した際、企業を回るとクジに参加できるというイベントで、たまたま最後にキムラユニティーを訪問しクジを引いたところ、音楽プレーヤーが当たり「これはツイている!」とただならぬ縁を感じ、入社を決意。

当社で働く人がより働きやすくなるために。もっともっと知識を深め、頼りにされる人財に。

  • Q1.現在どんな仕事をされていますか?

    「人事」というと採用の仕事と思われがちですが、人事制度の企画・立案、組織運用、賃金に関する業務と多岐にわたります。その中で私の所属するチームは、キムラユニティーで働く約3,000名の給与計算や、社会保険関係の手続きなどのいわゆる「労務管理」を行っています。
    現在3名の後輩を育てながら業務に当たっており、ひとりひとりの給与を計算してから口座に振り込む段取り、明細書の発行・確認などをはじめ、勤怠・組織に関するあらゆることを統括しています。特に最近では、働く人・働き方の多様化により、法律面からの判断や、部署を超えての相談・調整が増えてきました。
    給与というのは、働く人にとって一つの「ゴール」です。毎日仕事をして、最後に「給料をもらう」という当たり前のことを守るため、期日までに、誰が何時に出社して帰宅したか、保険料がいくらになったのか、人事異動による通勤費変更はあるのか、給与から引かれる税金はいくらになるのか、それらすべてを取りまとめなければなりません。新しい工場ができた際は入社や異動が多く発生するため、かなり忙しくなる時期もあります。少しでもスムーズに動かしていくためには、自分たちだけの発想にとらわれず、いろいろな部署の意見も取り入れて、全体最適となるよう整えていくことが大事だと思っています。

  • Q2.これまでで、いちばん向き合えたと思う瞬間は何ですか?

    人事には、実にさまざまな問い合わせが入ってきます。それらに、しっかりと向き合って対応できたときはやりがいを感じます。
    例えば、「結婚したけれどどんな申請を出せば良い?」「見知らぬ車が敷地内に止まっているけど、社員データに登録されているか調べてほしい。」「新しい人が異動して来たけれど、人件費ってどれくらい?」という内容です。特に人件費に関しては情報を持っているのがわれわれだけなので、専門用語をわかりやすくかみ砕いて説明することを大事にしています。
    「勤続年数に合わせ、アルバイトの方にお礼金を渡したい」という相談をいただいたこともありました。法律的な観点を調べ、どうすれば支払えるのか資料にまとめて、おこたえしました。相談されることは十人十色。表面だけで判断するのではなく常に「本当は何に困っているのか」ということを意識して聞くことを心がけています。正直、マニュアル通りの対応で済ませることは簡単ですが、相談には思いや流れといった背景が絶対にあります。後輩にも、それを想像し理解したうえで仕事に取り組んでほしいなと思っています。

  • Q3.次へとつなげていくために、これから挑戦したいことは何ですか?

    人事の仕事は、正確な法令知識が不可欠です。法律は毎年変わるので、より高度な施策や検討をするためには、常に情報をアップデートしていく努力も必要です。
    自分の知識をさらに深めることで言葉に説得力をもたせたいので、関連する資格の勉強をしています。
    「仕事しながらの資格取得は大変なんじゃない?」と言われることもありますが、日々の仕事に直結するため、理解度をテストするような気持ちで勉強を進めています。あとはメンバーをまとめる立場になった今、活発に議論ができる風通しの良い環境を作りたいです。
    私たちは仕事柄、上司や役員に対し、法律に基づいた正しい情報を発信していかなければなりません。だからこそ、ただ言われたことをやっていればいいやというわけではなく、自分の意見をしっかりと持てるチームを目指しています。
    先日、自分の間違った判断を、後輩に指摘されたことがありました。後輩の成長はもちろん、自分が思い描いた風土になりつつある現状を、大変うれしく思いました。

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